月13日、イギリスのサッカーメディア『footballfancast』が、イングランド・プレミアリーグの強豪エヴァートンの最新の移籍情報を深く分析した記事を掲載した。記事では、エバートンがブラウニング（姜広泰）選手を広州に移籍させたことを指摘し、近年稀に見るクラブの英断と称賛した。
footballfancast』によると、エヴァートンの移籍市場での成績は、歴史的に浮き沈みが激しく、特にここ数シーズンは、1億ポンド以上の移籍金を投資しながら、プレミアリーグに残留するのがやっとだった。
記事では、アンドレ・ゴメスとジャン・フィリップ・グバミンがかつてエバートンの2500万ポンド移籍の目玉だったが、ゴメスの評価が1800万ポンドに下がった今、彼のチームでの居場所は危うくなり、現在わずか800万ポンドと評価されているグバミンは、2月にCSKAモスクワにレンタルされ、エバートンの構想から外れて久しいと言及している。この2つの契約は、エバートンの移籍市場での失態の氷山の一角に過ぎない。
エバートンは移籍市場で満足のいく取引をあまりしてこなかったが、自チームのユース選手であるブラウニング（姜広泰）を410万ポンドで広州に売却したことは、近年稀に見るクラブのサクセスストーリーのひとつであることは間違いない。
当時、エヴァートンは姜広泰の価格を410万ポンドとし、中国リーグが血統を持つ帰化選手に特に評価する彼の中国の血統から恩恵を受けた価格だった。姜が90万ポンドで売却された2019年、エヴァートンにとってこの取引は重要であり、姜の移籍金はそのシーズンにエヴァートンが売却した選手の総コストの16パーセントを占めていた。
姜広泰は、エバートンのU23監督たちの目には、かけがえのないディフェンスの中心として映っていた。その後、彼はCFAによって中国国籍に帰化し、姜広泰と改名された。現在、中国の男子サッカーチームで11試合に出場し、昨シーズンの中国スーパーリーグでは19試合に出場、広州の22試合13勝5分け4敗のリーグ3位に貢献した。(DD)
