
遠く離れたUAEからのニュースで、サッカー界の微妙な変化が明らかになった。UAEサッカー協会(UAEFA)はこのほど、ドバイカップ国際サッカー選手権の青写真を完成させた。驚くべきことに、3月26日に中国のU23と対戦する予定だったベトナムのU23は、伝染病の流行により大会出場を辞退せざるを得なくなり、すぐにタイのU23に代わった。
この変更は些細なことに見えるかもしれないが、広範囲に及ぶ。サッカー代表チームが12チームによるトーナメントで初敗北を喫し、「中越サッカー対話」が注目されている今、この調整は間違いなく中国U23チームとサッカー代表チーム全体へのプレッシャーを和らげるだろう。
大会主催者が参加チームのリストを確認した後、当初は詳細な日程と試合リストを作成していたという。当初の計画では、中国チームは3月23日にUAE U23チームと、26日にベトナムU23チームと対戦することになっていた。
旧正月初日にアウェーでベトナムにまさかの敗戦を喫したサッカー代表チームは、カタール・ワールドカップの決勝ラウンドに2戦先行して別れを告げただけでなく、両国のサッカー界、さらには国際サッカー界にも波紋を広げた。しかし、あるU23サッカー代表チームの関係者は、"ベトナム戦でこれほど緊張しているのなら、他に何を期待できるというのだろう?"と、この状況を軽視している。
しかし、今週の最新ニュースによれば、ドバイカップの日程、フォーマット、そして具体的な対戦相手が決定したようだ。中国は第1ラウンドでUAE U23と対戦し、第2ラウンドはベトナムからタイU23に変更される。
対戦状況の調整を要請したのは、CFFなのか中国U23チームなのか。そうではない。北京青年報』3月5日付の報道によると、ドバイカップの組織委員会は最近、ベトナムサッカー協会(VFA)から、伝染病の影響により、ベトナムのU23チーム内に感染者が出ているとの通知を受けたという。感染者が多ければ参加メンバーにも影響し、大会の事前辞退もあり得る。このため、大会主催者は事前に準備をし、トーナメントの最初の2ラウンドを調整しなければならなかった。
中国U23代表対UAE U23代表の1回戦は、3月23日午後4時(現地時間)から、アルアハリFCのホームでもあるドバイ・スタジアムで開催される。この会場は、2015年シーズンのAFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で激突した場所でもある。
そして、第2ラウンドの中国U23対タイU23の試合は、3月26日午後4時からセブンスターズスタジアムで行なわれる。年代別の中国U23チームは、いずれもこの会場で足跡を残している。










