
中国スーパーリーグ
大会の開幕が延期された一方で、CFAは突然、各チームの最高年俸は300万人民元を超えないようにとの給与管理命令を出した。クラブはこれに迅速に対応し、チームの円滑な運営を確保するために余分な支出を削減した。金満サッカーの時代は消えつつあり、中国サッカーの新たな再編成が始まるかもしれない。
春節が終わり、様々なチームが試合に向けて集まっている。かつてアジアを席巻したチームは今、窮地に立たされている。投資家探しもむなしく、株式改革も目処が立たない中、徐氏は硬直したままサッカー選手としてのキャリアを続けることを余儀なくされている。エバーグランドのビジネス帝国の崩壊はクラブを驚かせ、クラブはサッカー協会以上に断固たる態度で減俸を課し、平均年俸はわずか27万6000人民元、1年間の総投資額は約1500万人民元という驚異的な数字となった。外国人選手は次々と退団し、地元選手も契約を更新できず、給料を諦めてまで新しいオーナーを探すようになった。
広州のチームが集まったとき、見知った顔は一人もいなかった。10年後にチームがこのような残念な状態になっているのを見るのは悲しい光景だ。これはまた、中国サッカーの現状を反映している。高値で近道をしようとするが、この道は明らかにうまくいかない。私はベテランの鄭芝がコーチに復帰すると思っていたが、まさか彼がチームを去り、劉志宇が暫定ヘッドコーチになるとは思わなかった。
エバーグランドの古くからのライバルである北京国安も厳しい状況に直面しており、中国スーパーリーグ終了後、海外からの援助を維持することができず、鉄の大黒柱である李磊もチームを去り、戦力は大幅に低下している。クラブは海西の嶺で練習する計画だが、王剛の骨折は深刻で、長い療養期間が必要だ。国安チームは第2段階で上海にトレーニングに行き、王剛はチームに同行して治療を受ける。
上海申花も3月1日に集合し、選手、レンタル選手、コーチ陣が一堂に会する。賃金滞納に悩まされ、多くの即戦力を失うことになる神華にとって、前途は多難だ。今後も減俸問題に議論が集中し、新ヘッドコーチの人選も注目される。
新シーズンは激しい二極化が予想され、栄光を取り戻すにはまず抜本的な改革が必要だと私は危惧している。










