上海で2回目の内部練習試合を終えた中国監督チームは、20日夜、12チームによるトーナメントの第7戦と第8戦の「先発25人+交代要員4人」を発表する。一方、落選した選手たちは、21日からそれぞれの故郷で休暇を楽しむために出発する。
20日午後、中国チームは新年最初のトレーニングセッションの2試合目となる内部指導マッチをGENSHENスタジアムで開始した。コーチングチームはこの試合の後、52人のトレーニング登録選手から25人を選び、1月27日の日本戦と2月1日のベトナム戦の2つの重要なアウェー戦に出場させる予定だ。
北京青年報』によれば、最終的に選ばれる25人のリストには、コーチングチームの条件を満たし、コンディションを報告するためにチームに到着した海外選手も含まれるとのこと。つまり、欧州のクラブでプレーする呉磊と李磊、そして帰化選手5人も含まれる可能性が高いということだ。上海に到着した44人のうち、最終的に何人が日本に行くかは、海外組のビザの状況などを考慮してコーチングチームが決めることになる。現時点では、呉磊、アラン、姜広泰の3人がスペインとブラジルから直接来日するため、日本でチームに合流する可能性が高そうだ。他の海外組が間に合うかどうかについては、監督チームが検討する必要がある。
当初の予定では、中国チームは23日午後に上海からチャーター便で東京に向かう。遠征メンバーに入れなかった外国人選手は、21日から一人ずつ出発して休暇に入る。海外からの選手獲得が不透明であることから、コーチングチームは25人の先発メンバーを決定する一方で、不測の事態に対応できるよう4人の交代要員を確保している。この4人の交代要員は、念のため少なくとも遠征まではチームに帯同する。
日本への渡航枠の制限や、一部のコーチがまだチームを率いる責任を負っているため、この時期のサッカー代表チームのトレーニングでは、現地のアシスタントコーチの約半数が上海でのトレーニングの終わりにチームを離れると報告されており、鄭志、孫継海などの現地のコーチは、李小鵬監督の指揮の下、日本へ行く予定だ。
さらに、スペイン代表の新アシスタントコーチであるペップは、現地時間22日遅くにバルセロナを出発し、東京に飛び、23日に日本代表に合流する予定だ。出発に先立ち、ペップは近代的な通信技術を通じて中国チームや12チームからなるトーナメントの対戦相手について学び、AFCカップの決勝戦などを観戦した。