
1月8日午後遅く、中国サッカー界は成都で第11回サッカー協会(FA)第5回執行委員会を開催した。国家体育総局副局長でサッカー協会党書記の杜兆采氏をはじめ、陳秀源会長ら23人の執行委員が集まり、うち7人は流行病などの関係でテレビ会議での参加となった。会議室内は厳粛で温かい雰囲気に包まれていた。
会議では、来たる第11回第2回総会に向けた準備状況について詳細な報告がなされ、協会業務報告および2019年度、2020年度の会計報告について審議が行われた。また、報道委員会や技術委員会など6つの協会支部の設置について全会一致で合意し、総会に上程することとなった。また、張愛軍・執行委員の辞任要求にも同意し、総会の議題を決定した。会議の決定によると、第11期第2回総会は翌日9日に成都で開催される。
会議のクライマックスでは、中国プロサッカークラブ連盟(CPFCF)の準備チームが、会議に出席した執行委員にクラブの持分多様化改革の進捗状況を紹介した。株式多様化改革、プロリーグにおける年俸制限、ユースサッカー育成、監督育成など、サッカーの未来に関わる一連の問題を前に、執行委員たちはそれぞれの意見を述べ、活発な討論が行われた。
会議の重要な局面で、国家体育総局副局長兼サッカー協会党委員会書記の杜兆采氏が重要なスピーチを行った。彼は、中国のサッカーはかつてない困難に直面しており、代表チームのパフォーマンスと国民の期待、指導者の要求との間にはまだ大きな隔たりがあると指摘した。そのため、サッカー改革の深化が最優先課題となっている。サッカー協会の中核機関として、執行委員会のメンバーは習近平総書記のサッカー業務に関する重要な指示を研究・実行し、サッカー改革と発展の方式と道筋を深く考え、情勢を認識し、効果的に職務を遂行し、中国サッカーの健全な発展に知恵と力を貢献しなければならない。










