12月26日夜、中国スーパーリーグ(CSL)第19節が激闘の末に幕を閉じた。山東泰山は予定より3ラウンド早く優勝を決め、来シーズンのAFCチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。広州と上海港もAFCチャンピオンズリーグへの切符を手にした。
2022年のAFCチャンピオンズリーグを見据え、中国スーパーリーグ(CSL)には3+1の出場権が与えられ、CSL優勝チーム、AFCカップ優勝チーム、CSL準優勝チームはそのままグループステージに進出し、CSL3位チームはプレーオフで出場権を争うことになる。
第19ラウンドの試合が終了し、泰山は勝ち点48のリードで予定より3ラウンド早く優勝が決定した。広州と上海港がそれぞれ38ポイントで2位と3位に並び、長春亜泰が35ポイント、深センが29ポイントで続いている。特筆すべきは、広州と上海港が深センに勝点9差をつけており、ミニ・ラウンドロビンの成績でも勝敗の面で優位に立っていることだ。
特筆すべきは、泰山と上海港が同時にF.A.C.カップの決勝に進んだことで、本来のF.A.C.カップAFCチャンピオンズリーグの出場権は中国スーパーリーグ4位のチームに繰り下げられた。
広州と上海港は、最終順位がまだ決定していないため、AFCチャンピオンズリーグ予選ラウンドへの出場が確実視されているに過ぎない。グループステージへの直接出場は、今後のリーグ戦とF.A.C.カップの試合次第となる。広州はリーグ戦で2位か3位に入ればAFCチャンピオンズリーグに直接出場し、上海港もF.A.C.カップで優勝するか、リーグ戦で2位か3位に入ればAFCチャンピオンズリーグに出場する。
現在6位の北京国安は勝ち点28で、理論上は勝ち点35の長春亜泰を追い抜くチャンスがある。しかし、北京国安はAFCチャンピオンズリーグのライセンスを持っていないため、最終的には長春亜泰と深センがAFCチャンピオンズリーグの出場権を争うことになる。