先のF.A.C.A.カップ準決勝では、繊細な前方へのプレスとボールを奪ってからの素早いカウンター攻撃で、天才的な2戦連続6得点という強力な攻撃力を見せつけたハーバーチーム。しかし、相手の堅い守備と質の高いカウンターを前に、相手の組織的な連鎖をいかに効果的に断ち切るかが港チームのカギとなった。天津津門タイガース戦で喫した失点から、長春亜泰とのリーグ戦での敗北に至るまで、こうした問題は徐々に露呈していった。リーグ第2節で勝利するためには、ハーバーは守備のパフォーマンスを向上させる必要がある。

明日、ハーバー・チームはリーグ再開前最後の試合を、遠沈体育センターで強豪の北京国安と戦う。現在、国安には外国人選手が1人しかいないが、姜忠国、張迅哲、張雨寧、王剛、李磊、余大宝ら6人の地元出身選手が復帰したことで、戦力がアップすることは間違いない。両チームは昨シーズンに2度対戦しており、ハーバー・マスターズが1勝1分けとやや優勢だった。ハーバーチームは国安ほど外国人が多くないものの、全体的な戦力はバランスが取れており、特に国安はスーパーリーグ入りが期待されるクラブが注目しているとされる得点源のバカンブを放出したばかりである。

試合後、ハーバーは金曜日に広州に向かい、キンテーロやカルデコットといった強敵が立ちはだかる深圳との第2ステージ開幕戦に備える。

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