10月28日早朝、北京のマレーシア・クアラルンプールにあるAFCビルで、インドで開催される2022年女子アジアカップのグループリーグがキックオフされた。アジア大会のダークホースである中国女子サッカーチームは、インドのホスト国、チャイニーズ・タイペイ、イラン女子サッカーチームとともに、運命の女神によってグループAに入れられた。幸いにも、前回大会の優勝国と準優勝国である日本女子サッカーチームとオーストラリア女子サッカーチームを迂回することができ、まるで予期せぬ幸運を引き寄せたかのようだった。

この抽選会では、わがインド女子サッカーチームは第2シードとしてトーナメントに臨み、理論上は前回王者の日本女子サッカーチームか準優勝のオーストラリア女子サッカーチームのどちらかと対戦する可能性が3分の2ほどあったが、運命に押されてインド女子サッカーチームと対戦することになった。インド女子は、5年連続でアジアカップの決勝ラウンドに進めなかった後、ついにデビューを果たす。現在FIFAランキング57位で、過去最高成績は1979年と1983年の準優勝2回。

前回のインド女子サッカーチームが決勝ラウンドに進出したのは2003年のことで、その時は我が国の女子サッカーチームがグループステージでインド女子サッカーチームを12-0のスコアで振り切った。実際、両国の過去の対戦では、中国女子サッカーチームは合計28ゴールを挙げ、相手はゼロだった。

女子サッカーチームのもうひとつの対戦相手である台北女子サッカーチームは、この大会で優勝した歴史を持つ唯一のチームのひとつだが、その栄光はもはや過去のものとなっている。FIFAランキングは40位。今回、予選グループAで首位に返り咲き、3年連続で決勝トーナメント進出を逃すという不名誉な記録に終止符を打った。2008年には日本、オーストラリア、韓国と同組になり、3戦全敗、17失点で最下位に終わった。中国女子サッカーチームとの17回の対戦では、未勝利、0得点、53回もの失点、平均3失点を喫している。

イラン女子サッカーチームは、アジアカップ決勝ラウンドに初出場する12チームの中で唯一の "新参者 "だ。FIFAランキングはわずか72位。イラン男子サッカーがアジアで強いコントラストを見せる中、イラン女子サッカーは「参加する」精神で試合に臨むしかない。私たちの女子サッカーチームにとって、イラン女子サッカーチームとの対戦は、両者の過去の対戦記録がないため、全く新しい出会いである。幸い、イラン女子サッカーチームとの試合はグループステージ第2戦に組まれているため、インド女子サッカーチームとの初戦のパフォーマンスを通して、相手の素顔を見るチャンスは残っている。

全体的に見て、女子サッカーチームは今回のアジアカップのグループステージで大きな苦戦を強いられることはなく、グループ首位通過の可能性は十分にある。順調にいけば、準々決勝ではグループB/Cの3位チームと対戦することになる。ノックアウト・ステージ第1ラウンドの対戦相手はまだ確定していないが、東南アジアのチームになる可能性が高い。つまり、わが国の女子サッカーチームは準々決勝進出をほぼ「確実」にし、2023年ワールドカップの決勝ラウンドへの切符を手にすることができるのだ。今年のアジアカップに関しては、まだ監督も決まっていない女子サッカーチームにとって、本当の試練は準決勝から始まるかもしれない。

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