
3月25日、国際サッカー連盟(FIFA)が女子サッカー代表チームの世界ランキングを発表した。我が国の女子サッカーチームは、4カ国招待大会とオリンピック予選で輝かしい成績を収めたことにより、ランキングで5つ順位を上げ、ポイント数も74ポイント急増し、過去6年間で最高の順位を記録した。
FIFAは男子代表チームのランキングを毎月更新しているが、女子サッカーは男子サッカーほど集中的に行われていないため、女子ランキングは年に4回しか更新されない。今回の女子サッカーランキングの発表は、2016年以来の更新でもあることは特筆に値する。ブルーノ監督の指揮の下、女子サッカーチームは過去の採点サイクルでAレベルの国際試合を8試合行い、5勝3分けの無敗記録を達成している。
具体的には、1月の深セン4カ国招待大会では、中国女子サッカーチームはメキシコと0-0の引き分けに終わったものの、ベトナムを8-0という圧倒的なスコアで振り切り、韓国を2-0で下して、最終的に2勝1分け、得失点差で優勝を決めた。そして先日のリオ五輪予選では、ベトナムに2-0、北朝鮮に1-1の引き分け、日本に2-1の勝利、韓国に1-0の勝利、オーストラリアに1-1の引き分けで、同国の女子サッカーチームはついに8年ぶりに五輪の舞台へと駒を進めた。
この2大会での目覚ましい活躍により、中国女子サッカーチームは前期比74ポイント増の1,918ポイントに急上昇し、ランキングも5ランクアップの12位となった。12位を上回ったのは2010年5月の10位が最後である。
AFCランキングでは、中国女子サッカーチームはオーストラリアが日本を抜いて4位を堅持し、北朝鮮がトップで、日本と北朝鮮が2位と3位につけている。世界全体のランキングでは、アメリカ、ドイツ、フランスがトップ3に入っている。リオ五輪参加12チームの中で、わが女子サッカーチームは、ニュージーランド、コロンビア、南アフリカ、ジンバブエよりわずかに上位にランクされている。










