8月2日、広州花都スタジアムで、2021年中国スーパーリーグ第11節、青島対山東泰山の熾烈な七鹿ダービーが行われた。試合は20時ちょうどに始まった。前半、泰山は孫俊浩のPKで先制し、段柳とフェライニのゴールでさらにリードを広げた。後半、交代出場のデルガドとドゥアン・リウユがさらに2点を追加し、青島はついに0-5で敗れ、6連敗を喫した。

このところ調子の上がらない青島は、リーグ再開後5連敗を喫している。広州など強豪チームとの対戦で痛恨の敗戦を喫した上に、ほとんどの時間帯で多かれ少なかれプレーしていたことが悔やまれる。青島はこの5試合で計18失点を喫している。しかし、青島はここ2戦でようやくゴールを量産し、外国人センターバックのヴコヴィッチが復帰したことで、チームに新たなエネルギーが注入された。一方の泰山は、前節の勝利で広州の首位に返り咲き、今大会最下位に沈む青島を相手に勝利への執念を燃やすだろう。

5分、孫俊鎬の正確なパスと段柳友の巧みなシュートで均衡を破りかけたが、惜しくもクロスバーを越えた。9分、劉斌彬のワンタッチシュートはGK趙石に防がれる。11分、郭天宇のワンタッチシュートも力不足でDFにはじかれる。12分、段柳と郭天宇が再びゴールを破りかける。19分、泰山にPKが与えられ、孫俊鎬がこれを決め、泰山が1-0とリードする。

22分、ドゥアン・リウユのダイレクトキックが青島のディフェンスを切り裂くが、リウ・ビンビンのワンツーは趙石に防がれる。26分、泰山はコーナーキックのチャンスを得ると、ドゥアン・リウユがパッドシュートを決め、スコアを2-0に広げた。

29分、宋龍のカーブのかかったクロスをフェライニが簡単に破り、泰山が3-0とリードを広げた。後半、雨の中、両者は激しい攻防を繰り広げる。49分、ドゥアン・リウユのシュートは趙石に防がれる。63分、交代で入ったデルガドがフェライニのダイレクトボールからゴールを決め、泰山が4-0とリードを広げた。

70分、デルガドとドゥアン・リューユの暗黙の了解が再び青島の守備を崩し、泰山に5-0のリードをもたらした。結局、青島は泰山に0-5という痛恨の敗戦を喫した。

(ヤン・ヒヒ)

55ヒット曲 コレクション

関連している