
日本時間7月21日、東京2020
オリンピック
女子グループステージ第1戦、ホスト国日本は開始早々に失点し、PKによる同点ゴールを逃したが、84分に岩渕真奈が勝ち越しゴールを決め、グループEのカナダと1-1の引き分けに持ち込み、互いに勝ち点1を獲得した。
日本女子サッカーチームは4-4-2のフォーメーションで試合に臨んだ。
アーセナル
女子サッカーチームの岩渕真奈と30歳の菅澤優衣香、日本の先発メンバーの平均年齢は26.9歳に過ぎない。前半の立ち上がり、日本女子サッカーチームはやや消極的だった。6分、右からのパスを受けた38歳のベテラン、シンクレアが至近距離から左足のシュートを無人のネットに突き刺し、代表通算300試合187ゴール目を挙げ、カナダ女子チームが1-0とリードした。
スコアボードでビハインドを負った日本だったが、あきらめずに地上戦と連携にこだわり、試合が進むにつれて徐々に消極的な状況を逆転していった。しかし、ゴールを脅かすシュートは少なかった。前半終了時、日本女子サッカーチームはカナダ女子サッカーチームを0-1でリードしてハーフタイムに入った。
後半に入っても日本女子サッカーチームの優勢は変わらない。53分、交代出場の田中美南がペナルティーエリア内でラベに蹴り倒され、VARにより日本にPKが与えられ、ラベにもイエローカードの警告が出された。田中美南は自らシュートを放ったが、ネットを揺らすことはできず、ボールはラベに弾かれ、DFにクリアされ、日本女子サッカーチームは同点のチャンスを逃した。58分、ベッキーのコーナーキックがクロスバーを直撃。60分、池田典子のゴールは再び破られたが、VARはベッキーがオフサイドだったと判定し、先制点を決めた。
その後の日本女子サッカーチームは、体力が落ちていたこともあってやや消極的だった。84分、清水入佐が中盤右サイドから岩渕真奈にボールを送ると、岩渕真奈はすかさず踏み込んで準ワンタッチゴールを形成。 ザドルスキーを背に、岩渕真奈は21メートルの距離から冷静に右足でハーフボレーを転がし、1-1の同点に追いついた。試合は後半に負傷者が出たため、8分間の延長戦を要した。結局、日本女子サッカーチームは1-1でカナダ女子サッカーチームと握手を交わし、それぞれが勝ち点1を獲得した。(チューク・オユー)
サッカー日本女子代表:1-池田沙紀子、2-清水梨紗、4-熊谷紗希、5-南萌花、17-北村菜々美、7-中島泉(76'6-杉田姫美)、8-三浦成美、13-塩越柚歩(62'12-遠藤淳)、14-長谷川佳史(90'15-吉木友香)、9-菅澤優衣香(46'11-田中美南)、10-岩渕真奈
カナダ女子サッカー:1-レーブ(58'18-シェリダン);2-チャップマン、4-ザドルスキー、3-ブキャナン、10-ローレンス;5-クイン(72'6-ロス)、11-スコット;16-ベッキー、17-フレミング、15-プリンス(85'9-レオーネ)、12-シンクレア(84'13-ビジェス)










