2016年、中国サッカー協会主催の全国女子サッカー1部リーグ第1戦は、広東省女子サッカーチームが広東省人民体育館にデビューし、ホームで陝西省女子サッカーチームの挑戦を迎え撃つ形で幕を開けた。前半、試合は膠着状態になり、双方は得点を挙げることができなかった。後半、陝西の姜暁宇がチャンスを掴みゴールを決めると、その後は両者一歩も譲らず。結局、広東省はホームで陝西省に0-1で敗れ、陝西省はアウェーで勝ち点3をすべて獲得し、リーグ戦初勝利を飾った。
試合前、広東女子サッカーチームはR＆Fとの合弁会社設立計画が頓挫し、理想的な選手の紹介がうまくいかず、チームのパワープレーヤーである譚如茵が長春にレンタルされた。このため、広東チームの運営は軌道に乗らなかった。
しかし、時間的な制約もあり、チームの士気はまだ完全には安定しておらず、それが今日の広東のホームでの敗戦の重要な原因となっている。前半、両チームとも良い攻撃機会を作ることができなかった。日本代表やアメリカのプロリーグでプレーした経験を持つ桐生七瀬は平凡で、常にフォームを模索していた。
後半、広東チームは燃えていて、陝西チームに圧力をかけ続け、自陣に攻め込んだ。広東チームの11番・七瀬夢龍は質の高い外国人助っ人のような優雅さを見せ、ボールのスピードと戦いの激しさは男子サッカーチームに匹敵し、何度も陝西チームのペナルティーエリア内で脅威を作り出した。右サイドからの正確なクロスを味方が頭で合わせ、ボールはそのまま陝西のゴール隅へ。不運にも、陝西のGK18番・李暁静が勇敢にプレーし、ボールに飛びついた。
広東の攻撃は75分まで続いたが、得点には至らなかった。78分、陝西はカウンターアタックを仕掛け、広東のディフェンスを突破。 チームメイトからのパスを受けた9番・穆小敏が、ターンして広東のディフェンダー2人を抜き去り、冷静にシュートを放つと、広東のキーパーが外し、ボールはゴール隅へ。陝西が広東に先制した。その後、広東は全力でゴールを目指したが、体力が落ち、陝西の脅威にはならなかった。結局、広東は0-1で敗れた。
