7月5日、上海浦東にあるマンダリンオリエンタルホテルで、中国プロサッカーリーグの会議が行われた。会議の中で、今シーズンの中国スーパーリーグのフォーマットが明らかにされた。当初30ラウンドあった試合は22ラウンドにスリム化された。前半の14試合は8月中旬に行われ、残りの8試合は12月に行われる。特筆すべきは、この8回戦は昨年のノックアウト方式ではなく、14回戦までの結果をもとに優勝グループと降格グループに分けられることだ。優勝グループAの4チームは、グループBの4チームと2回戦総当たり戦を行い、勝ち点の合計で最終的なリーグ順位を決定する。

クラブがシュリンクプログラムに投票

9月2日に開幕する第12回世界予備予選に向け、サッカー代表チームは8月17日ごろから招集を開始する見込みだ。中国スーパーリーグは疫病の大打撃を受けている。ひとつはリーグ戦を30戦消化するが、外国人選手は欠場するもので、もうひとつは現在の22戦のプログラムで、タイトなスケジュールにもかかわらず外国人選手がリーグ戦に参加するものである。

サッカー協会は、リーグ戦の影響を減らすだけでなく、代表チームが新人を招集する際の選手の状態を保証するためにも、外国人選手の不参加プログラムを好んでいると報じられている。リーグ戦が中断されれば、代表チームは移籍の難しさに直面する。協議の結果、最終的に22ラウンドのプログラムを選択した。つまり、8月中旬から11月末まで、中国スーパーリーグは中断され、この期間にAFCカップが開催されることになる。

スーパーリーグ初のクロスオーバー・チャレンジ

中国スーパーリーグ史上初めて、年度をまたいで対戦することになり、広州と国安が7月15日にバイマッチを行なう。残りのチームは18日に試合を行い、8月12日までにリーグ戦の最初の14ラウンドを終える。つまり、25日間で9ラウンドを戦うというタイトなスケジュールだ。最後の8ラウンドは12月1日から1月3日まで。年またぎのわずか3日間とはいえ、ほとんどの選手の契約が12月31日に切れるため、クラブによっては調整や連絡業務に追われることになるかもしれない。リーグ戦のスプリントや降格の正念場で、外国人選手が欠場する可能性も否定できない。

さらに、FAカップのプログラムも正式に発表された。中国Bの前哨戦は7月31日から8月1日まで行われ、各地区で8対4の予選を行い、8月3日から4日まで中国Bの12対6の予選を行い、中国Bの6チームがAFCカップの出場権を獲得する。中国Aの予選は8月18日から20日まで行われ、中国Aの18チームが対戦し、最終的に9チームがAFCカップ本戦の出場権を獲得する。AFCカップは10月16日に開幕し、中国スーパーリーグ16チーム、中国1部リーグ9チーム、中国2部リーグ6チーム、中国チャンピオンズリーグ1チームが参加する。9月から11月にかけてリーグ戦が中断されるため、AFCカップは選手たちがコンディションを維持するための唯一の手段となりそうだ。

ノックアウト方式に代わるポイント制

また、リーグ戦の最終8回戦は、昨年までのノックアウト方式ではなく、ポイント制となる。リーグ戦の最初の14ラウンドは、成績によってタイトル争いのグループと降格グループに分けられ、その後、異なるディビジョンでダブルラウンドロビンが行われる。この8回戦の勝ち点は、最終的なリーグ順位を決定するための合計にカウントされ、同じディビジョンのチーム同士が対戦することはなくなる。昨シーズンのノックアウト方式と比べると、偶然のリスクは大幅に軽減され、昨年のリーグ戦でレギュラーシーズン1勝もできなかったチームが早期降格するという理不尽な事態も避けられる。唯一残念なのは、各チームが今シーズン、異なるディビジョン、異なるポイントエリアの4チームと対戦する機会を失い、年間を通じて対戦することがない運命にあることだ。しかし、現在の状況では、これもどうしようもない選択だ。(捜狐体育 ペイ・リー)

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