
25日早朝、FIFAによる最新の女子サッカー世界ランキングが発表され、中国女子サッカーチームのランキング地図に再び波紋が広がった。アジアでは4位だが、世界の舞台では15位と、前回より順位を落としたといえる。
4月16日付のFIFA女子サッカー・ランキングを振り返ると、中国女子は1,875ポイントで14位、アジア4位だったが、今回のサイクルでは、ポイント数は同じままにもかかわらず、世界ランキングでは予想外に15位に後退、アジアランキングは4位据え置きと盤石だ。
世界では、アメリカ、ドイツ、フランス、オランダ、スウェーデン、イギリス、ブラジル、カナダ、オーストラリア、日本が上位10チーム、アジアでは、オーストラリア、日本、北朝鮮、中国、韓国、ベトナム、タイ、チャイニーズ・タイペイ、ウズベキスタン、ミャンマーが上位10チームとなっている。
4月13日、江蘇省蘇州市で行われた試合で、中国の女子サッカー選手たちがゴールに歓声を上げた。東京オリンピック女子サッカー代表のアジア予選プレーオフ第2戦で、中国は韓国と延長戦の末に2-2で引き分け、合計スコア4-3のスリリングな結果で出場権を獲得した。中国新聞社(CNN)のパオ記者がこの記録を撮影した。
東京オリンピックの準備が近づく中、中国女子サッカーチームは代表チームの練習拠点に集合し、遠征前の最後のトレーニングを行った。東京オリンピックのグループ抽選の結果、中国女子サッカーチームはグループFに振り分けられ、7月21日、24日、27日にそれぞれブラジル、ザンビア、オランダと対戦する。
ヘッドコーチの賈秀泉は、湘河基地でのトレーニングセッションで、26人の選手たちは精神的にも運動能力的にも非常に前向きで、チーム全体がオリンピックに向けてベストを尽くしていると明かした。
現在、チームの体力、筋力、戦術の総合的なトレーニングは整然と行われている。さらに、中国チームのオリンピック競技スケジュールに従って、トレーニング期間中に目標とする指導試合が行われる予定である。(全文ここまで)










