もしかして...？
サッカー日本代表
レバノン、オマーン、ベトナム相手に連敗を喫することは本当に可能なのだろうか？レバノンとオマーンはシリアより少しマシな程度にしか見えない。
その昔、オマーンは侮れない強豪国だった。選手たちは総じて若く、29人の登録メンバーの中で30歳を超えているのはゴールキーパーだけだった。数多くの選手が日本や韓国のリーグで汗を流すチャンスを与えられ、中には一時的にヨーロッパに滞在した選手もいた。2017年のU20ワールドユース選手権と2018年のU23アジアカップをベースに、この選手たちは急成長を遂げた。2019年のアジアカップから2年半の研鑽を経て、彼らは実戦経験、フォームともにアジアの二流に位置づけられるようになった。伝統的な繊細な個人技を受け継いでいるだけでなく、戦術的な規律やフィットネスの向上も著しく、技術・戦術レベルも豊かだ。
年前のレバノン0-0韓国戦からずいぶん時間が経った。サッカーでは2年はほんの小さな変化で、4年は大きな変化だから、あの試合はあまり参考価値がない。総評すると、フィリピンと中国の試合のレベルに似ている。
ベトナムは初のトップ12入りを果たし、前回のタイよりもはるかに強かった。前回大会のシリアも凡庸で、大会前は簡単に勝てる相手と見られていたが、結果は周知の通りだ。中国の江蘇省で開催された2018年のU23アジアカップでは、ベトナムはまさかの決勝進出を果たし、最終的にウズベキスタンを破った。同年のアジア競技大会の男子サッカーでは、ベトナムのオリンピック代表チームが準々決勝に進出したが、最終的に韓国に敗れ、2019年のアジアカップでは、ベトナムはベスト8に進出したが、最終的に日本に敗れた。
どんな相手もATMと見なすべきではない。フットボールは男同士のスポーツだ。たとえ相手より技術が劣っていても、全力を尽くして懸命に走ればいい。
