2日の朝、北京の国安キャンプでは、あるニュースが静かに流れていた。外国人援助活動家のバカンブが帰国の途に就こうとしていたのだ。パリに飛び、乗り継ぎ便でチュニジアに到着し、その夜にコンゴ民主共和国のキャンプに合流する準備をしていた。世界レベルの親善試合に参加するためだ。試合終了後すぐに、バカンブは母国へ戻る旅に出る。

来る世界大会の日、中国だけでなく、新監督が就任したコンゴ民主共和国チームにとっても大きな試練となる。6月5日にクーパー・コーチがデビューするため、バカンブは新監督の前で持ち味を発揮し、印象づけたいところだ。

ウォームアップの2試合(5日と11日)がWFCのAレベルマッチだったため、国安クラブはバカンブの出発を全面的にサポートし、いかなる障害も設けず、彼のために帰りのチケットを予約したと伝えられている。

予定通り、バカンブは大会翌日(12日)に帰国し、中国の防疫規定に従い、入国都市で検疫観察を受ける。中国スーパーリーグの日程が調整される可能性はあるものの、バカンブは試合に間に合う見込みだ。

一方、家庭の事情で韓国に帰国していたキム・ミンジェは、世界予選に備えるため韓国代表に合流した。韓国は6月5日、9日、13日にトルクメニスタン、スリランカ、レバノンと連戦する。この3試合を終えた後、キム・ミンジェは帰国の途につく。

国安の他の2人の外国人選手、ビエラとルーカス・ソウザのコンディションもファンの頭を悩ませている。ビエラはケガのためしばらく離脱するが、北京での回復は順調で、チームドクターやリハビリチームのサポートのもと、リハビリトレーニングを受けている。家族に支えられ、回復への道のりは明るい。

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