中国サッカー協会(CFA)は5月27日、中国Bリーグ3回戦の青島海牛対国家青少年サッカーチームの試合において、PKの判定が問題となり、審判団が何度も検証した結果、誤審であったことを公式に認めた。これに関して、FA審判委員会は胡玉新主審と楊南第一副審に内部処分を科す予定で、数回の出場停止処分が予想される。
5月26日に行われた中国Bリーグ第3節を振り返ると、前半13分、全国ユースサッカーチーム(NYF)と青島海牛の試合では、徐家軍がゴールを決め、海牛チームがリードした。しかし試合90分、国民青少年サッカーチームはフィールド中央で攻撃を開始、パスが誤って青島海牛DFの腕に当たり、主審は即座にPKを与え、国民青少年サッカーチームの選手、艾志欣がこれを決め、スリリングな引き分けが完成した。
しかし、リプレー映像を見ると、マナティーズのディフェンダーは実際にはペナルティエリアの外、少なくともゴールラインから1メートル以上離れていた。ルールによれば、国家ユースサッカーチームがペナルティエリアの外でフリーキックを得られるのはせいぜい1回だけである。このPKは、試合を通して青島マナティーズの努力を真っ向から否定するものだった。
プロリーグ審判委員会の審査の結果、ヤン・ナン第1副審とフー・ユーシン主審がゴールの判定に直接責任があるとみなされ、両者とも出場停止処分を受けることになった。胡毓鑫主審は当初フリーキックを与えるつもりであったが、視点が限られていたため、最終的には楊楠主審のPKの意見を採用したと伝えられている。