4月7日、国際サッカー連盟は世界ランキングを発表した。
カーボベルデとキュラソーである。
アフリカ大陸に位置するカーボベルデは、先のアフリカ・ネーションズカップの予選でカメルーンとモザンビークを連破し、その結果、順位を7つ上げ、今や我がサッカーチームを追い抜いた。特筆すべきは、かつてポルトガルの植民地であったため、カーボベルデのチームの選手の多くがポルトガルの国内リーグでプレーしていることである。
元ポルトの選手で、現在はロコモティフ・モスクワでプレーするゼ・ルイスと、我らが上海申花でプレーしたダディは、カーボベルデを代表する傑出した選手である。ダディは引退後も中国サッカー界に貢献し続けている。
ベネズエラ沿岸に近いカリブ海南部に浮かぶキュラソー島はオランダ王国の自治領で、人口はわずか158,665人。オランダのスター、ヒディンク監督が指揮を執るキュラソーは現在、北米でのワールドカップ予選で2連勝中だが、ランキングは76位にとどまっている。
