上海港はアウェーで滄州ライオンズに1-0で辛勝し、呉磊のゴールで首位に返り咲いた。日程上、上海申花はアウェーで成都栄城に挑み、上海港はホームで天津金門虎と対戦する。ホーム&アウェイのアドバンテージと両者の総合力では、明らかに上海港が優勢だ。このラウンドで天津金門タイガースを倒すことができれば、トロフィー獲得に向けてまた一歩前進することができるだろう。
降格争いでは、南通志尹が前半に2点のビハインドを背負い、後半に1点を返す粘りを見せたものの、結局1-3で敗れ、早々に降格が決定、中国Aリーグ入り第1号チームとなった。
降格圏に沈んでいた梅州客家だが、ホームで武漢三鎮を1-0で下し、貴重な勝ち点3を獲得。しかし、最終節では強豪・山東泰山とのアウェー戦に挑む。山東泰山が彼らの運命を決めるのだ。
激闘の末、深圳新鵬城はアウェーで上海申花と2-2で引き分けた。最終節では降格が決まった南通紫雲を迎え撃つ。このラウンドで勝利することができれば、降格の可能性はまだ残されている。
青島海牛は試合終了間際に外国人FWボアキエがゴールを決めたものの、ビデオリプレーでオフサイドが確認され、ゴールは無効となり、天津津門虎との対戦は0-1で終わった。それでも得失点差で深圳新鵬城の14位につけている。最終戦、青島海牛がホームで滄州ライオンズに勝てば降格が決まる。天津金門タイガースも勝利後、ホーム6連勝を祝った。
青島西海岸はホームで成都栄城と1-1の引き分けに終わり、早々に降格が決まった。
浙江と山東泰山はプレッシャーのないゴール合戦を演じ、最終的に3-3で握手を交わした。もうひとつの試合では、河南と長春亜泰が情熱のない試合を繰り広げ、0-0の引き分けに終わった。