マンチェスター・ユナイテッドのアウェイシャツのデザインには、カントナの「フライング・レッグス」が描かれている。クリスタル・パレスのセルハースト・パークで、フーリガンを相手に繰り出す本格的な中国カンフーキックによって、カントナはユナイテッドの伝説となった。
今年はその30周年に当たり、マンチェスター・ユナイテッド・クラブはカントナの古典的なフライング・レッグを再現したシャツを黒、青、金で作ることにした。襟のデザインについてはまだ明らかにされていないが、ベテランファンならプレミアリーグ時代のカントナの象徴的な縦襟を思い出すだろう。
さらに、来シーズンのユナイテッドのアウェイキットは、クラブ史上初めて紫色になる。この色は、ギグスが "雪の結晶 "シャツでプレミアリーグデビューを飾った90-92シーズンにインスパイアされたものだ。
アディダスはこのデザインに惚れ込み、15/16シーズンのサードシャツ、17/18シーズンのアウェイシャツ、そして今シーズンのネイビーブルーのアウェイシャツと、過去3回のアウェイシャツの発表にこのスタイルを採用してきた。ジャージに施された特徴的なM字の雪の結晶模様は、ブランドのロゴにもなっている。
アディダス社によると、チーム史上初の紫色のジャージは、白、モーブ、ダークパープルの3色で構成されるという。ユナイテッドの新キットは、来年6月から9月にかけて正式に発表される予定だ。