グループA、B、E、H、Jの2位チームはいずれも接戦の末に敗退しており、これらのチームの2位の成績は、中国の1勝1分けの高みを超えるのは間違いないと推測された。その結果、中国チームはU17アジアカップの決勝ラウンドに、5グループ中2位として静かに進出することになった。
決勝ラウンド進出は、中国にとってU17ワールドカップ復帰にまた一歩近づくことを意味する。
今年、FIFAはU17ワールドカップに大幅な変更を加えた。この大会は2025年以降、毎年開催されることになり、参加チーム数は48に、アジアの出場枠は9に増える。U17ワールドカップへの出場権は、U17アジアカップでベスト8に入れば獲得できる。さらに、グループステージで最も好成績を収めた敗退チームにも出場権が与えられる。
来年4月、中国チームはU17アジアカップのファイナルステージに出場するため、サウジアラビアへと旅立つ。ベスト8に進出すれば、U17ワールドカップの出場権を直接獲得できる。仮にグループステージを突破できなかったとしても、極限の状況で試合に勝てば、順位が9位でも出場権を獲得できる見込みだ。
