10月28日付の『北京青年報』は、中国のU16ユース代表チームの韓国とのスリリングな試合を見たFA幹部が、「中国サッカーの未来はここにある」と自信たっぷりにコメントしたことを伝えている。
10月27日の夜、大連で行なわれたU17アジアカップ予選グループCの重要な一戦を振り返ると、中国のU16男子は韓国のU16と2-2の引き分けに終わった。得失点差は1点差で2位だったものの、両チームとも3勝1分けという素晴らしい成績だった。10グループ中、5チームがグループ2位まで勝ち進み、中国U16代表はそのうちの1チームとして、来年の決勝トーナメント進出を決めた。
この対戦で中国U16代表は見事な強さを見せた。統計によれば、ボールポゼッションは60%にも達し、ゴールへのシュート数は12本と韓国チームの3倍だった。このような好成績は、中国と韓国の男子サッカーチームの歴史的な対戦では珍しいことである。日本の上村健一監督の技術革新は実を結び始めており、このチームに新たな活力を注入している。したがって、打線がどうのこうのということよりも、こうした前向きな変化は賞賛に値するものであり、中国サッカー界に一石を投じるものでもある。試合後、サッカー協会のトップは、"U16代表チームの活躍は、中国サッカーの希望がどこにあるかを示してくれた "と語った。