秋風が吹き、サッカー界に再び波が立つ!サッカー日本代表が試合を控える中、ライバルチームに思わぬ監督交代劇が起きた。オーストラリア代表の指揮官に、元サッカー選手のトニー・ポポヴィッチ氏が就任することが正式に発表されたのだ。
オーストラリアは9月の世界予選で低迷し、バーレーンに0-1で敗れ、インドネシアと握手を交わした。この後、失意の敗退が続き、6年間指揮を執ったアーノルド監督は9月20日に不名誉な形で退任した。
ポポヴィッチ監督の就任は重鎮と見られており、明日にも正式に就任する予定だ。現在、彼は代表チームの新たな青写真についてチームのメンバーと深く話し合っている。
シドニーの息子である51歳のポポヴィッチは、かつてセンターバックとしてピッチに立ち、2006年ワールドカップでの勇姿は記憶に新しい。現役引退後はコーチ業に転身し、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ、パース・グローリー、メルボルン・ビクトリーといったチームの監督を務め、2014年にはウェスタン・シドニー・ワンダラーズをAFCチャンピオンズリーグ優勝に導き、オーストラリアサッカー界の誇りとなった。
ポポビッチは10月10日、新シーズンの大きな焦点となるであろう頂上決戦、中国男子サッカーチームとのホーム戦にチームを率いて臨む。