万全の布陣に見えた先発陣も、攻撃と守備で失敗し、立て続けに7失点を喫した。ディフェンスに明るい材料はない。人のディフェンスバックのうち、王尚源は長い間ベンチに置かれ、黄振玉は日本戦はおろか、ロースターにも入っていないのは驚きだ。
ハーフタイムに2点をリードされ、後半にはフォーメーションが442から532に変更された。ディフェンスを強化するためだったのか?しかし、アラン、フェルナンド、ビエロラムという3人のアタッカーが交代した。攻撃を強化するためだろうか?しかし、センターバックを3枚に、フルバックを5枚に増やしたことで、ペナルティーエリア前のディフェンダーは4人から2人に減った。これでは、立て続けに5失点したのも無理はない。
苦しい試合はようやく幕を閉じ、選手たちは帰国し、すべてがひっくり返ったかのように見えた。しかし、次のサウジアラビア戦が大きく立ちはだかった。サウジアラビア戦では得点のチャンスに恵まれなかったものの、劣勢のメンタリティは明らかだ。イバンコビッチ監督が状況を把握し、他国との対戦に慎重になることが予想される。本当に力不足だと認めざるを得ない。