上海申花のホームでの決勝戦は2-1のスコアで幕を閉じたが、北京国安のアウェー戦は2-2の引き分けに終わり、残念ながら昇格を争う馬青島西海岸と肩を並べた。特筆すべきは、青島西海岸は前日本代表監督の黒崎久志が不祥事で退任し、元国安選手の邵佳が監督に就任したことだ。それでも北京国安は勝ち点41で4位につけており、首位との差は二桁に広がっている。
韓国人監督の崔康熙が山東泰山に復帰したものの、クラブ内にはまだ問題があるようだ。チームはアウェーで滄州ライオンズに1-3の大敗を喫し、降格への道はますます険しくなり、現在勝ち点34でランキング5位。
浙江省はアウェーで中国スーパーリーグのベテラン、天津津門タイガースに2-3で敗れ、勝ち点31で6位に沈んだ。
河南はアウェーで青島海牛を2-0で下し、浙江と勝ち点で並んだ。
一方、2022年の中国スーパーリーグ覇者である武漢三鎮は、謝惠監督が率いる長春亜泰とのアウェー戦に0-2で敗れたものの、勝ち点26で9位につけている。
深圳新鵬城と長春亜泰は勝ち点24で順位表の10位と11位を分け合っているが、降格圏まで勝ち点5しかなく、降格への大きなプレッシャーとなっている。
青島マナティーズは2連敗で勝ち点22の12位。
李暁鵬監督率いる滄州ライオンズは古豪の山東泰山を下し、勝ち点21で13位。
青島西海岸は4連勝で勝ち点19、一時は最下位から2位、梅州客家との勝ち点差はわずか1、いつ降格圏を脱出してもおかしくない。南通紫雲はほぼ6戦1分け5敗、勝ち点15で、引き続き最下位、降格状況は楽観できない。