イタリアの金融界から、インテル・ミラノが今シーズンの総収入が2億ユーロを超える勢いであることが明らかになった。
しかし、セリエAの賞金分配ルールはいまだに謎に包まれている。昨シーズンを振り返ると、ナポリがラツィオを300万ユーロも引き離す1900万ユーロ強の賞金で首位に立ち、インテルが1370万ユーロで3位、ACミランが1140万ユーロで続いた。
インテル・ミラノは、セリエAのタイトルを獲得することができれば、放映権収入から最大1億ユーロを取り分とすることを国民に発表しており、チームの財政力を大きく押し上げることは間違いない。
チャンピオンズ・リーグに目を向けると、インテル・ミラノは1/8ファイナルでアトレティコ・マドリードに敗退したが、セリエAファイナンスは具体的なボーナス額を発表しなかった。しかし、市場では一般的に、インテル・ミラノが来シーズン再びチャンピオンズリーグに進出すれば、少なくとも5000万ユーロのボーナスを獲得する見込みだと予想されている。
スポンサーシップに関して言えば、インテル・ミラノは昨年夏にパラマウントとの契約を更新し、年間1100万ユーロのスポンサー料とトップチームの好成績に対する追加ボーナスを受け取っている。一方、ナイキはインテルのシャツスポンサーであり、年間2億1250万ユーロを費やし、トップチームの好成績には追加ボーナスがある。
特筆すべきは、昨年9月、インテル・ミラノがユーパワーと4年間のスポンサー契約を結んだことだ。このスポンサー契約によって、23/24シーズンには1800万ユーロの固定収入が入り、トップチームの成績によってボーナスも増える。
