シーズン開幕時点で4勝1分けという素晴らしい成績を残し、雲南湧雲と並んで首位に立っているのが新参の大連寧波だ。前節はアウェーで佛山南獅と戦い2-2の引き分けに終わり、5連勝はならなかったものの、0-2の劣勢から挽回するという、簡単には達成できない結果を残した。今回、大連英波はエネルギーに満ち溢れ、無敗を継続し、優勝コースに戻ることを期待している。
シーズン当初は凌ぎを削ると叫んでいた遼寧鉄人だったが、5戦を終えて1勝2分け2敗とやや調子を落として11位。とはいえ、アウェー4連戦という厳しい日程や、アウェー初戦の重慶同良ドラゴンズ戦で主将の白紫健が負傷するなど、チームの成績は万全とは言い難く、シーズンのスタートは試練に満ちていた。
しかし、ホームの瀋陽オリンピック・スポーツセンターに戻った遼寧鉄人は、最終戦で蘇州東武に2-0で勝利し、ついに今季初勝利を挙げた。この勝利は間違いなくチームに活力を与え、士気を高めた。大連寧波との対戦を控える遼寧鉄人は、今季初の連勝を飾り、追い上げを加速させるチャンスをつかみたいところだ。注目の一戦が幕を開ける。
特筆すべきは、昨シーズンの中国スーパーリーグで大連漣チームが解散した後、閻翔功、フェイ・ユー、レフ・ペン、シャンイン、リン・ロンチャンなど多くの選手がこの2チームに移籍したことだ。今、両チームは同じチームであり、ライバルでもある。今後の中国A代表戦で再会することになれば、複雑な思いが胸に去来するのは必至だ。
この対決はどうなるのか?楽しみに待とう。