16分、コスタリカの守備陣が体勢を崩し、エンツォがボックス内の小さな角度から正確なダイレクトシュートを放つが、鋭くそれる。
21分、アルゼンチンの前線からの連続攻撃で、ガーナ・ジョーが角度のないシュートを放つが、ナバスの好守に阻まれ、ロ・チェルソのシュートも決まらない。
アルゼンチンは22分、ゴール前のフリーキックからオタメンディのヘディングシュートでゴールに迫ったが、ナバスが危機を脱した。
30分にはディ・マリアがフリーキックを得たが、ナバスに簡単に没収され、アルゼンチンの攻撃はやや弱くなった。
試合が進むにつれて、アルゼンチンの中盤の組織は衰え始め、前線では効果的なシュートが打てず、コスタリカのゴールは難攻不落に見えた。
アルゼンチンが激しくプレスをかけてきたとき、コスタリカは反撃の好機をつかんだ。
34分、コスタリカは2対5で反撃、マンフレラのパスは正確で、アルバロ・ザモーラの低いシュートはベニテスに防がれ、マンフレラが追加点を決め、アルゼンチンは0-1で敗れた。
スタッツによれば、アルゼンチンが過去10回の親善試合で失点したのは今回が初めてで、最後の失点は2019年11月2日のウルグアイとの2-2の引き分けに遡る。
ハーフタイム終了時、アルゼンチンは71パーセントのポゼッション、12本のシュート、6本のシュートで1点をリードしていたが、結果は出なかった。ナバスは3つの重要なセーブを見せ、コスタリカを試合にとどまらせた。
後半、アルゼンチンは攻勢を強め、一気に流れを変えた。
アルゼンチンは52分、ディ・マリアがフリーキックからワールドリーダーのゴールを決め、1-1の同点に追いついた。
統計によれば、アルゼンチンの選手がフリーキックを決めたのは2017年のメッシの傑作以来、7年ぶりのことだ。メッシが抜けた今、アルゼンチンの攻撃の中心はディ・マリアだ。
56分、ディ・マリアのコーナーキックにマカリスターがヘディングで合わせ、アルゼンチンは4分間で2得点。
2-1とリードを奪った後、アルゼンチンはますます力をつけ、コスタリカはあえてプレスをかけないようにした。
77分には、デ・パウルが突破してラウタロにシュートを放ち、ラウタロは狭い角度からゴールを決めて3-1とアルゼンチンのリードを広げた。
ラウタロのゴールは、2022年9月23日のホンジュラス戦でのゴールを最後に、1年半に及ぶ代表チームでの得点力不足を解消した。
結局、アルゼンチンは3勝1敗で逆転し、ここ18試合で17勝を挙げ、予選ラウンドではウルグアイに敗れただけだった。