北京時間2月25日、中国サッカー協会は、クロアチア出身のイヴァンコヴィッチ監督が中国男子サッカーの監督に就任することを正式に発表した。
その直後、イバンコビッチは「新たな大きな試練」と大きく書かれた、当チームの監督をイメージした宣伝ポスターをソーシャルメディアに投稿した。
ブランコ・イヴァンコヴィッチはUEFA(欧州サッカー連盟)のベテラン監督で、ハノーファー96(ドイツ)、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)、イラン、オマーンなどヨーロッパとアジアでコーチを務め、2010年には山東魯能泰山を中国スーパーリーグ(CSL)優勝に導いた。
計画によると、イバンコビッチは2月25日に上海に現れ、スーパーカップ「上海ダービー」を観戦した後、すぐに母国クロアチアに戻り、ビザを更新する。早ければ3月上旬には中国に戻り、中国スーパーリーグに参加する予定だ。マリオ・トキッチら4人のクロアチア人アシスタントコーチを補佐するために同行するイバンと、ブラジェビッチ前神華監督の通訳であるチャン・ユーは、イバノビッチの通訳も専任する。
代表チームが再編成されるのが3月上旬と半月ほど先であることを考えると、イバンコビッチ監督がこの限られた期間に全選手の視察を行うのは難しいだろう。その結果、代表チームの新しい練習メンバーは、中国のコーチングスタッフの推薦に大きく依存することになり、その人選はアジアカップのメンバーとは異なる可能性がある。