64歳の韓国人監督チェ・ガンヒが、45歳のイングランド人レジェンド、カウエルの挑戦を受ける。このAFCチャンピオンズリーグ準々決勝では、横浜マリナーズと山東泰山が対戦する。
オーストラリアサッカー界のレジェンドであり、リヴァプールやリーズ・ユナイテッドといったトップチームでプレーした経験を持つカウエルには、2004-05シーズン優勝、2005-06シーズンUEFAスーパーカップ優勝、イングランドFAカップ優勝、2006-07シーズン優勝、2011年アジアカップ準優勝、2006年ドイツワールドカップ準優勝、2010年南アフリカワールドカップ準優勝といった栄誉が刻まれている。
引退後、コーウェルはそれだけにとどまらなかった。2022年6月にセルティックのアシスタント・マネージャーに就任し、2023年12月31日に正式に横浜マリナーズの監督に就任。
アジアサッカー界の重鎮であるチェ・ガンヒは、全北現代在任中に2006年のAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献しただけでなく、同年のAFC年間最優秀監督賞も受賞した。その後、チームを2009年と2011年のKリーグ優勝に導き、2016年にはAFC年間最優秀監督に選出された。崔康熙は全北のほか、水原三星、韓国代表、天津、大連、神華でも監督を務めている。
崔康熙が山東泰山の監督に就任したのは昨年5月16日のことで、当時チームは中国スーパーリーグで9位につけていた。
崔康熙監督の就任後、泰山は中国スーパーリーグで14勝6分け2敗という素晴らしい成績を収め、勝ち点48を積み上げ、上海港とわずか5ポイント差の2位となった。AFCカップでは、梅州客家、北京国安、大連仁を退け、決勝では上海申花を0-1で下した。AFCチャンピオンズリーグでは、グループステージで4勝2敗、1/8ファイナルでは2回戦で川崎フロンターレを6-5で下し、準々決勝に進出した。
AFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦は3月6日に、第2戦は3月13日に行われる。