スペインのサッカー界で話題を呼んでいるのが、ザンビアのスター選手、レイチェル・クンダナンギの華麗なる転身である。マドリードの女子サッカーチームに別れを告げたこの23歳は、女子サッカーの移籍金史上最高額を更新する73万5000ユーロの移籍金で、アメリカ合衆国のガルフコースト・フットボール・クラブに移籍した。
今年1月、ガルフFCはクンダナンギに40万ユーロのオファーを出したが、マドリード女子サッカークラブはこれを丁重に拒否した。しかし、時は流れ、今、ガルフFCは、この才能溢れる選手を73万5000ユーロの契約解除金で獲得し、5年契約を結んだ。
この記録的な移籍によって、女子サッカーチームの移籍市場が活性化したことは間違いない。これまで女子チームの移籍金記録は、レバンテからチェルシーに総額50万ユーロ(移籍金45万ユーロと加算金5万ユーロを含む)で移籍したラミレスが保持していた。