天津日報によると、中国サッカー協会(CFA)はこのほど、36チームで争われる世界予選の最初の2ラウンドに臨む代表メンバーを発表した。特筆すべきは、選考に漏れた選手たちが代表チームから外れたわけではないということだ。ヤン・シュアイは約50人という膨大な選手リストを担当しており、36チームによるトーナメントの3つのステージを翌年の6月まで行うこのような選考プロセスの複雑さは明らかだ。楊は選手のパフォーマンスや健康状態に応じてリアルタイムでリストを調整する。
今回発表された24人の選手リストには、GKに厳俊玲、王大磊、劉登正、バックラインに張林鵬、江廣泰、劉揚、李磊、朱晨傑、江聖龍、トルコユースでプレーする呉紹忠、MFに王尚源、呉錫、戴偉軍、李克、高天毅、劉斌彬、陳普、林良明、魏詩浩、謝鵬飛などが含まれている。最前線は呉磊、譚龍、張勇寧、謝為軍。これらの選手は9日の午後5時までに深センの集合場所に到着する必要があると伝えられている。特筆すべきは、帰化選手のエッカーソンは楊監督の選考基準に合わず落選したが、負傷中の謝偉軍は愛国心が強く、怪我が深刻でないことを確認した上で選出されたことだ。長期離脱していた張勇寧も復帰する。リストを提出する前に、ヤン・シュアイは選手のフィジカルコンディションとメンタリティーを総合的に評価した。
しかし、一部のファンは楊監督の選考戦略に異議を唱えている。彼らは、楊監督が現在のベストプレーヤーを選ばず、代わりに今年の代表チームのトレーニングやウォームアップに参加していない選手を入れたのは不可解な現象だと指摘している。他のファンは、監督がベテランに頼りすぎていると考えている。2030年のワールドカップ予選では、このようなメンバーで十分だという声さえある。全体的に、外野は中国の今度の世界予選のメンバーにはあまり満足していない。11月に行われる2試合では、少なくとも引き分けに終わるだろうというのが一般的な予想だ。
中国代表は11月16日にアウェーでタイ代表と、11月21日にホームで韓国代表と対戦する。