昨シーズンの中国スーパーリーグ(CSL)3位の浙江省が、2023年AFCチャンピオンズリーグ(AFCカップ)のグループステージでJ2リーグの風林火山と対戦し、首位に立った。風林火山は昨シーズンのカップ戦でサンフレッチェ広島などの強豪を破って優勝し、今シーズンのJ2リーグでは16勝10分け13敗の勝ち点58で7位につけていたが、試合前までは2部リーグのチームとして外部からは好意的に見られていなかった。しかし、試合結果は意外なものだった。 ![Zhejiang v Wind Forest](https://www.ballti.com/UploadFiles/163img/202310/202302894191026032372145.jpg) 浙江は序盤戦で一時リードしていたものの、その後ブリラム・ユナイテッド、メルボルンと2連敗を喫し、6失点と守備に深刻な穴があったため、勝ち点0でグループ最下位となった。第3戦、浙江はホームに首位のジャフリンを迎えた。この試合は浙江にとって非常に重要で、勝てば残留の可能性が残るが、負ければ進出の可能性は限りなく低くなる。特筆すべきは、この2チームが対戦するのは史上初であり、試合展開が非常に激しいということだ。浙江は、特に中国スーパーリーグで長くプレーしているU-TAKAを相手に、攻撃の問題を解決する必要がある。 ![Starting XI](https://www.ballti.com/UploadFiles/163img/202310/202307582671026032372145.jpg) 先発メンバーは、GK趙博、DF孫政蒼、岳新、東宇、ルーカス、MFフランク、FWエブラ、MFムー・シェクイ。一方、ウインドフォレストは、ウォード、蓮川、関口大のセンターバック3人、小林磐井、林田魏、篠田愛斗、鳥飼義樹の中盤コンビ、宇高、志丸、ゲルトゥリオのフォワードラインからなる343攻撃陣。 試合開始直後、浙江はホームという地の利を生かし、55パーセントのボールポゼッションで相手にプレッシャーをかけ続けた。一方、風間はカウンターアタックのチャンスで脅威を作り出す。浙江は9分、ルーカスのヘディングシュートで先制。追いつかれた風林火山はすぐさま反撃に転じ、ウタカにもチャンスが訪れたが、趙博の好セーブで勝利を死守した。前半は浙江の1点リードで終了した。 後半に入っても浙江の攻勢は止まらず、57分にはフランクが連続突破から穆のアシストで点差を広げる。風林火山が反撃に出たものの、チャンスはほとんどない。結局、浙江が2-0で風林火山を下し、AFCチャンピオンズリーグ・グループステージに向けて貴重な勝利を手にした。

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