10月25日、夜の帳が下りた頃、AFCチャンピオンズリーグのグループGの試合が行われた。山東泰山はアウェーで仁川ユナイテッドを2-0できれいに破り、今シーズンのAFCチャンピオンズリーグで2勝目を挙げただけでなく、グループ首位に躍り出た。クレサンとフェライニという2人の強力な外国人が、スリリングな戦いで泰山にゴールをもたらし、GKダレの英雄的な活躍がチームの勝利の鍵となった。
試合開始当初、泰山は多大なプレッシャーに苦しみ、前半はほとんど受け身の状況に陥っていた。チームの最後のディフェンスラインとして、ダレは試合中何度もピンチを救った。試合開始わずか4分後、仁川ユナイテッドはセットプレーから攻撃を試みたが、シュートは勇敢にもダレに阻まれた。
38分にもチョン・ドンユンが角度のないところからシュートを放ち、ゴールを脅かしたが、ダレがまたもや素晴らしいパフォーマンスで枠を逸らした。
後半63分、テサンのクレサンが均衡を破り、仁川ユナイテッドが必死の反撃を開始する。ムゴサはペナルティーエリア内でシュートを放ったが、ダレに阻まれ、得点には至らなかった。
試合終了間際、仁川ユナイテッドの外国人FWがいきなり遠い位置からフリーキックを放つが、ダレがまたもや果敢にボールに飛びつく。結局、泰山はアウェーで仁川ユナイテッドをシャットアウトした。
試合後の統計によれば、ダレはこの試合で4つのセーブを完遂し、うち2つは成功させ、彼自身は権威あるメディア『sofascore』から7.7点という高得点を得ている。クレサンの得点にフェライニの8.2点が続いており、ダレの好調ぶりがうかがえる。彼の代表入りを望む外野の声が高いのも頷ける。
周知の通り、中国男子サッカーチームの主力GK、厳俊玲はこのところ調子が上がらず、中国スーパーリーグの最終戦では国安に "大きなプレゼント "をしてしまい、タイトル争いは再び膠着状態に陥ってしまった。代表と国際的なサッカーの実力差がこれほどあるのだから、代表監督のヤンコビッチは、ラウンドオブ36の韓国戦とタイ戦に「カミナリ」GKを起用することを本当に考えたほうがいいかもしれない。