戦いの太鼓が鳴り響く中国スーパーリーグ第28節、今シーズンのタイトル争いは北京時間10月20日にクライマックスを迎えようとしている。この緊迫した瞬間に、この栄光の戦いを分析してみよう。
スコアボードの嵐
27ラウンドの激闘の末、上海港が18勝5分け4敗の勝ち点59で首位に立った。山東泰山が14勝9分け4敗の勝ち点51で続く。残り3試合とはいえ、両チームの勝ち点差はまだ8。位の上海申花は勝ち点48で、優勝の夢は潰えた。
出場選手発表
15:30:山東泰山が長春亜泰と対戦
19時35分:上海港、北京国安と対戦
状況分析
まず、山東泰山は長春亜泰との午後の試合に敗れれば、勝点52に落ち着く。最後の2戦に勝ったとしても、勝ち点は最大でも58にしかならず、勝ち点59の上海海港を抜くには足りない。つまり、北京国安とのイブニングマッチを前に、上海海港がタイトルを確定させたことになる。
次に、午後に山東泰山が長春亜泰に勝てば、勝ち点は54に達する。そして、上海港が夕方に北京国安を破れば、勝ち点は62に伸び、リードは8となり、優勝は決定的となる。
さらに、上海港が夜の北京国安戦で引き分ければ、勝ち点は60となる。この時点で両者の勝ち点差は6。10月29日、上海港は泰山をホームに迎える。ハーバーが負けなければ、優勝が決まる。
最後に、上海港が夕方に北京国安に負けても、勝ち点は59のまま。この時点で、両者の勝ち点差は5ポイントに縮まり、タイトル争いはますます熾烈になってきた。勝ち点3差で敗れた場合、タイトルは11月4日の最終戦に懸かっている。