今季2位につけている青島西海岸は、2ラウンドの激戦を終えて勝ち点3差しかなく、プレッシャーは高波のように押し寄せている。蘇州東呉を迎え撃つ今節、彼らに残された望みは勝ち点3を獲得し、優位を確保することだけだ。そうでなければ、今シーズンのターニングポイントになるかもしれない。いったん首位から突き放されれば、復帰への道は遠くなる。そのため、青島西海岸はラミレスを負傷で欠きながらも、この試合に備えなければならない。幸いなことに、ヤンコビッチ監督は出場停止期間を終え、チームの指揮官に復帰する予定だ。
一方、3位の南京城は済南星洲を迎える。勝点6を争う重要な一戦であり、勝てば順位を下げずにスーパーゾーンにプレッシャーをかけ続けることができる。済南星洲に追い抜かれる可能性はなく、南京城を止めるために全力を尽くすかどうかは、彼らの気分次第かもしれない。
石家荘カンフーもまた、彼らを追い抜くと期待されているチームだが、最近4度の引き分けで調子を落としている。追いつきたいのであれば、このラウンドで黒竜江冰城に勝たなければならない。そうでなければ、基本的に敗退が濃厚だ。黒龍江冰城は降格を決めた後も6連勝中で、石家荘工とのアウェー戦から巻き返すのは難しいだろう。
ランキング5位の広西平国棋院は、スーパーゾーンとの勝ち点差は7だが、基本的に追い越すチャンスはない。しかし、東莞ユニオンとの一戦で勝ち点3を獲得し、順位を上げて優位に立ちたいところだ。
降格圏内では、無錫呉鈎が四川九牛とのアウェイ戦に挑むほか、江西廬山も勝ち点7の上海嘉定慧龍との死闘が始まる。江西庐山チームにとって、降格の望みを持つには勝ち点3しかない。一度負ければ、相手の降格が3ラウンド早くなるだけでなく、早く降格する可能性もある。なぜなら、丹東天悦もアウェイゲームで勝ち点3を獲得する見込みで、広州チームの早期降格が決まっているからだ。丹東天悦が勝てば、江西魯山と無錫蕪湖は3戦早い降格の運命に直面することになる。