10月10日、広州の選手年俸の話題で持ちきりだったメディア・パーソナリティの潘偉利が、詳細かつ長文の記事を通じて自身の見解を披露した。
以下はウィリー・プーンのコメントである:
広州の選手たちの年俸問題が、またしても世間を騒がせている。一軍の主力選手の月給は1万5000元で、交代要員の月給は8000元。簡単に3つのポイントをまとめる:
1.なぜインターネット上では一般的に15,000ドルは安すぎるとされているのか?それは、わが国の95%の人々の月収が15,000ドル以下だからである。この数字は、多くの人々にとって実現不可能な夢である。したがって、こうした人々の目には、サッカー選手の年俸は自分たちの収入よりはるかに低く映り、多くの人々がこれに不満を表明することになる。
2.私は二極化を避けることを提唱する。中国スーパーリーグ(CSL)の選手の年俸は簡単に1000万元に達するが、これは極端すぎる。私の考えでは、一流都市の平均的な中国スーパーリーグ選手の月給は5万ドル以上、中国リーグ1部の選手は2万ドル以上、代表チームのレベルに達した選手の年俸は100万ドル以上であるべきだ。
3.プロ選手の育成にかかる費用と淘汰率は、普通の大学生をはるかに上回る。10年間努力し、何百万ドルも投資したのに、月にたった数千ドル?どこの恩知らずがそんなことをする?もしあなたがそれを妥当だと思うなら、あなたの家族や友人もそうするだろう。もしあなたが傍観し、他人を頼ることを選ぶなら、それはあなたがそれを妥当だと思わないということだ。
4.お金を稼ぎたければ、5大リーグや海外に行けと言う人がいる!これは一見刺激的かもしれないが、中国サッカーの現実を無視している。中国では、ビッグ5の選手になるチャンスはほとんどない。普通の家庭の子供に、将来大金を稼ぐためには、一生懸命勉強してハーバードやシリコンバレーに行かなければならないと言っているようなものだ。中国のインターネットの発展を支えているのは、シリコンバレーでの一握りの高収入の仕事ではなく、アリ、テンセント、バイトなどの国内企業が提供する数十万の高収入の仕事であり、それが何千人もの若者を惹きつけているのだ。同様に、中国サッカーの発展を支えているのは、欧州トップ5リーグでのチャンスではなく、中国スーパーリーグでの地位とチャンスである。もしアリやテンセントの給料が数千元しかなければ、中国のインターネットは消滅してしまう。サッカーも同じで、中国スーパーリーグの給料が数千元しかなければ、サッカーは衰退してしまう。