ブリスベン・ライオンズは今シーズン、オーストラリアでの試合には1度しか出場しておらず、第1戦ではオークランドFCに0-2で敗れている。オークランドFCのニュージーランドのホームグラウンドで行われるオーストラリアン・クラシックであるだけに、この一戦のインパクトは侮れない。
昨シーズンを振り返ってみると、ライオンズは1シーズンで15ゴール以上を決められる強力なフォワードラインを切実に必要としていた。昨シーズンのベストパフォーマー3人は合計で7ゴールしか挙げられず、ヘンリー・ホリーはすでにクラブを去り、シャー・オシャ(3つのPKを獲得)と若手スコアラーのトーマス・ワッダムが期待通りの活躍をすることになった。私見では、トーマス・ワディングハムは次のステージでチームのフォワードラインのキープレーヤーになることが期待される。
また、ベルギー生まれのキージン・ジェナシュも期待されている。攻撃陣ではトーマス・ワッダムと良いコンビネーションを築きそうだ。
FCシドニーはリーグ初戦でウェスタン・シドニー・ワンダラーズを2-1で辛くも下したものの、延長戦の最終戦で誤ってゴールを許し、最終的にはオークランドFCに0-1で敗れ、再び "嫌われ者 "に転落した。
実のところ、FCシドニーはドグラス・コスタの欠場とズルリの負傷さえなければ、アウェーでの引き分けで新シーズンの好スタートを維持するチャンスは十分にあったはずだ。残念ながら、この2人のキーマンの欠場がチーム全体のパフォーマンスに影響を及ぼすことは間違いない。
私見ではあるが、ドグラス・コスタとズルリは今シーズンのFCシドニーにとって重要な選手であり、彼らの欠場はチームの創造性と攻撃力にとって大きな痛手となるだろう。
ブリスベン・ライオンズと同じジレンマに直面しているFCシドニーも、ディフェンスを固めるために安定した得点源が必要だ。それだけに、元ルディのキリマラの活躍に期待したい。キリマラはチームにとって次のゴールの脅威となるかもしれないが、この試合ではゴールの数は限られ、両者とも状況を打破するのに苦労すると予想される。