夜が明け、プレミアリーグの巨人、マンチェスター・ユナイテッドのヨーロッパ・キャンペーンは泥沼にはまっているようだ。25日金曜日の早朝、チームはトルコのライバル、フェーレンバッハと戦い、1-1の引き分けに終わった。今大会、ユナイテッドは3試合連続無敗ながら、見どころも少ない。昨年の大会以降、ユナイテッドはヨーロッパでほとんど勝ち星がなく、現在3試合で勝ち点3の21位だが、チームリーダーのタンホイザーはこの結果に「満足」しており、今後に自信を持っている。
フェイレンバッハの戦術家、モレーノがチームを導き、中盤の中央、マルサラオが前へ前へとプレスをかけ、15分にはギスディアン・アレクソンの正確なシュートでフェイレンバッハが最初の突破口を開いた。マンUのマヌエル・ウガルテとウオナナが好プレーでゴールを死守したが、その4分後、同じボールからアネスリーがヘディングシュートを決め、同点に追いついた。試合は戦術的な不満から論争となり、引き分けに終わった。
マンチェスター・ユナイテッドは、3試合で引き分け、リーグ戦では最下位から2番目の位置につけている。昨年10月のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ以来、41試合連続で勝利がなく、チーム史上最長となるヨーロッパ大会での未勝利記録を更新している。タンホイザー監督は試合後、「両チームとも勝とうとしていたし、いい試合だった。私たちにも勝つチャンスはあったが、トルコのチームはいつも難しい。アウェーでの2連戦で勝点を得たので、ホームでの試合に集中し、状況を好転させようと思う」。ユナイテッドは次の2試合でPAOKとポドキリントをホームに迎える。