女子ワールドユース選手権のラウンド16で、開催国のコロンビア女子U20代表は強豪の韓国女子U20代表と対戦する。今大会のコロンビアの戦いぶりは素晴らしく、グループリーグ3試合すべて無失点で勝ち上がり、堅守が勝利のカギを握っている。総得点数は2点以下だが、今後の試合ではこの失点制限を破ることを目指すだろう。
近年のコロンビア女子サッカーチームの台頭は目覚ましく、その最大の強みは強力なディフェンスシステムだ。前回の大会では、ベスト8進出を可能にしたのはチームの優れたディフェンス力だった。今大会でも、コロンビアは最初の10試合で失点を2点以内に抑えている。ノックアウト・ステージでは、1点差を維持し、安定したプレーを見せれば出場権を獲得できる。
韓国女子サッカーチームはグループステージでドイツ女子U20を1-0で下し、グループ3位に進出した。韓国女子サッカーチームの総合力は一流とは言えないが、選手たちはフィジカル面で優位に立っており、その攻撃力は簡単には抑えられない。今大会、失点は1点のみ。今回のコロンビア戦、韓国女子サッカーチームは相手を苦しめることが予想される。両チームの差はそれほど大きくないと予想され、2.5ゴールのハンデは一見の価値がある。