アストン・ビラのGKダミアン・マルティネスが、2029年夏に新契約を結ぶと発表した。この決定により、アルゼンチン代表のマルティネスは30代後半にもかかわらず、まだピッチに立ち続け、その卓越した技術を披露することになる。
今から14年前、マルティネスはアーセナルのユースチームに入団し、初めてイングランドサッカー界に足を踏み入れた。決して短くはないレンタル移籍期間を経て、2020年9月に正式にアーセナルに別れを告げ、アストン・ヴィラへと移籍した。近年、彼はプレミアリーグ最高のGKの一人となり、これまでヴィラで160試合に出場し、54のクリーンシートを達成している。
国際舞台でもマルティネスは第一線で活躍し、アルゼンチン代表の2022年ワールドカップ優勝に貢献、大会最優秀GKに選ばれた。同年、FIFA最優秀GK賞も受賞し、アルゼンチン代表はコパ・アメリカで2連覇を達成した。
アストン・ヴィラがディフェンスの中核を保持することに成功したことは、間違いなくバックラインを安定させるための強力な保証となるだろう。