ヨーロッパリーグのプレーオフ1回戦で、ディナモ・キエフとザルツブルクは熾烈な戦いを繰り広げている。ディナモ・キエフが有利なリーグ戦の舞台を突破することができれば、彼らの闘志は侮れない。UEFAヨーロッパリーグの常連であるディナモ・キエフのチームには経験豊富なウクライナ代表選手が多く、総合力も侮れないため、ホームチームが勝利する確率は高い。
ディナモ・キエフは伝説のゴールキーパー、シュゴフスキーに率いられ、選手の半数以上が代表チームのメンバーだ。そのうちの一人、イェルモランガウはドルトムントとウェスでプレーした経験を持つ、欧州大会で100試合出場を誇るストライカーだ。今シーズンのエールディビジではすでに2ゴールを挙げており、安定したフォームを保っている。強豪ウクライナの柔軟な戦術とチームワークも決して見逃せない。
今シーズン、ディナモ・キエフはUEFAヨーロッパリーグでパーキンソンとグラスゴーの強豪を退け、4試合で3勝1敗。ウクライナリーグのタイトルも2連覇した。今のところ、ディナモ・キエフは公式戦6試合で5勝1分けと、今後の活躍が期待される。
ザルツブルクの監督は元リバプールのアシスタントコーチ、リアンダスだが、チームの主な攻撃戦術はかなりリスキーだ。今シーズンは1試合だけ無敗。前節はカワルディをトータルスコア5-4で退け、スリリングな試合だった。しかし、チーム得点王のカリン・カンナディを怪我で欠いたことが攻守両面に影響し、ディナモ・キエフが優位に立っているようだ。