今夜行われたUEFAヨーロッパリーグ1回戦プレーオフで、ポドキリントとレッドスター・ベオグラードがホームで激突した。ポドキリントは先制点を狙って攻勢に出たが、レッドスターは弱さを見せず、全力プレーでハーフタイムに1.5点のリードを奪った。
ノルウェーのスーペルリーガでは、ロッシングボリやモディといった伝統的な強豪が衰退する中、ポッドキリントがトップに躍り出た。過去4シーズンでリーグタイトルを3度獲得している。彼らの戦術はディフェンスよりも攻撃が中心だ。今シーズンはリーグ戦19試合で42ゴールを挙げ、タイトルを守った。欧州のコンペティションに参加しても、彼らの攻撃スタイルは変わらない。直近のヨーロッパリーグ4試合で12ゴールを挙げており、その強さを証明するには十分だ。ポドキリントのホームでの戦いぶりは特に印象的だ。直近のホーム8試合では、ヨーロッパリーグ最終節のジキランディアとの接戦を含め、ハーフタイムに2点以上を奪っている。前半のうちに2-1とリードを奪い、新進気鋭のチームらしさを見せつけた。相手に果敢に挑み、一刻も早く均衡を破ろうと躍起になっている。
1991年の欧州選手権の優勝チームであるレッドスターは、もはやその年の覇者ではないが、それでも前回のUEFAヨーロッパリーグではグループステージに進出した。セルビアの強豪は、開幕したばかりのリーグ戦でも、頻繁に大規模なトレードを行い、攻撃への強い意欲を見せている。直近のリーグ戦5試合では、4勝1分け1敗、18ゴールと攻撃面での安心感も十分だ。この試合も同様にアグレッシブな戦いぶりで、序盤からゴールラッシュが予想される。