トッテナムは昨夏の移籍市場で得点王ハリー・カーニーを失い、その結果チームの攻撃力が損なわれ、昨シーズンはプレミアリーグでトップ4に入ることができなかった。苦い教訓を得たトッテナム・ホットスパーは、この夏、大金をはたいて新人を獲得することをためらわないだろう。デイリー・メール』紙によると、クラブはネマスのストライカー、ソランキを6500万ポンド(6億4500万香港ドル)という史上最高額で獲得することで合意し、移籍金のクラブ新記録を樹立したという。両者はメディカルチェックをクリアし次第、6年間の長期契約を結ぶという。
ソランキとニームーフの現在の契約は5年後に切れる予定で、6500万ポンドの放出条項が含まれている。しかし、トッテナムはその金をそのままポケットに入れることを決めた。
チェルシーのユースチームで練習した後、リバプールに移籍したが降格に失敗した26歳のソランキは、2019年にポネマスに合流し、2シーズン連続でチームとともにチャンピオンズリーグのタイトルを獲得した。イングランド代表FWは昨シーズンのプレミアリーグで38試合に出場し、19ゴールという目を見張るパフォーマンスで貢献した。
注目すべきは、もしトッテナムが6500万ポンドでソランキを買い取った場合、リバプールは900万ポンドの補償金を受け取る権利があるということだ。