チェルシーがこの夏、再び移籍市場で熱狂している。ブルーズがプレミアリーグのライバルであるウルブズと、ウルブズのウインガー、ベルト・ニエトを5400万ポンド(5億3600万香港ドル)という破格の移籍金で獲得することで最終合意したと、『サン』紙が明らかにしたのだ。24歳のポルトガル代表FWはメディカルチェックを無事通過すれば、今夏9人目の新戦力となる。
昨シーズンのプレミアリーグでは負傷の影響もあって20ゴールにとどまったものの、ベルト・ニエトはウルブズのナンバーワンと目されている。その結果、チェルシーは移籍金5,400万ポンドに浮動移籍金250万ポンドを上乗せした金額で獲得に踏み切った。ベルドゥニトゥはポルトガルのスーパーチーム、ブラガでキャリアをスタートさせ、5年前にウルブスへ移籍。2020/21シーズンはプレミアリーグ31試合に出場し、5ゴールを記録。しかし、ここ3シーズンは度重なるケガに見舞われ、出場時間は限られている。チェルシー加入後、すぐに調子を取り戻せるかどうかは大きな疑問符がつく。
ヴォルフスはベルドゥニトゥの売却と並行して、20歳のアヤックス・ウインガー、カルスコルピウスの獲得も計画している。