女子準々決勝2試合の見どころのひとつは、アメリカとドイツの激突だ。アメリカ代表は4戦3勝1分けという好成績で優勝を狙うが、近年のドイツとの対戦成績を見ても優勢であることがわかる。

アレックスやモーガンといった名選手を失ったアメリカ代表だが、元チェルシー監督のシエイスの指揮の下、チームはなんとか新体制を完成させた。特筆すべきは、元NBAスター選手ローウェンの娘であるローウェンが、ベスト8で延長戦の末に日本に1-0で勝利するなど、4試合で3ゴールと貢献し、粘り強い闘志を見せたことだ。

ドイツ側は、リーガルタイム中の4試合で2勝1敗。前回ベスト8のカナダ代表には苦戦を強いられ、ハーフタイム明けに得点を挙げることができなかった。執拗な努力の末に0-0で引き分け、最終的にPK戦で勝ち進んだ。GKアンカリン・ベジャが何度も重要なセーブを見せたものの、チーム全体のパフォーマンスは平凡だった。

過去7回の直接対決を振り返ると、今年のグループBでドイツに4-1で快勝したのを含め、6勝1敗とアメリカが優位に立っている。したがって、この試合でもアメリカの勝利が期待できそうだ。

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