レアル・マドリードは7日(水)、プレシーズンのウォームアップマッチ第3戦を、巧みなアシストと鮮やかなゴールでチェルシーを2-1で下し、「アメリカ遠征」マッチを制した。しかし、マリスカル新監督を迎えたチェルシーは、ややフラストレーションが溜まっており、チーム全体が頑なになっているように見えた。

レアル・マドリードはウォームアップの最初の2試合でACミランとバルセロナに敗れたものの、2人のブラジル人ストライカー、ユニス・オズリアとロディゴスの活躍は目覚ましく、彼らの選出がチームのハイライトとなったことは間違いない。

試合は19分、バチアンダイアスが巧みにペナルティーエリア内に侵入し、ルーカス・ワシキスに正確なボールを送った。その直後の27分、ユニス・オズリアがボックス内にダイレクトでボールを入れると、バチアンダイアスが巧みにゴールに押し込み、リードを2-0に広げた。

2点のビハインドを背負ったチェルシーは、まるで夢から覚めたかのように逆転に成功する。39分、アンスル・フェルナンデスがボックス内にロングパスを送ると、マドゥキがゴールに迫った。サイドチェンジの後、チェルシーのサイドバック、メディが2度絶好のチャンスを得たが、いずれも外してしまい、勝利は相手のものとなった。

ウォームアップ5試合でわずか1勝1分けのチェルシーは、合計12失点を喫し、マリスカ監督にとって最優先課題となっている守備面での問題が明らかになった。一方、レアル・マドリードは8月15日未明に行われる欧州スーパーカップでアトレティコと対戦し、再び勝利を目指して挑む。

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