水曜(7日)、UEFAヨーロッパリーグの戦いのさなか、ファンの目の前で「GKがゴールに入る」というアクシデントが表面化した。写真はFCノアのGKヤン・カヤヴァンがペナルティーエリア内で、相手AEKアテネのゴールに直接ボールを蹴り込んでいるところ。このGKは、わずか1カ月前にビンフォードからスタゴサに移籍したばかりだった。
ギリシャの強豪AEKアテネはアウェーでアルメニア代表と対戦した。前半を1-1の同点で折り返すと、67分、ヤン・カヤバンがペナルティエリア内でボールを支配。立て続けに2ゴールを狙うと、正確なロングパスでディフェンスを切り裂き、そのままスタゴーシャに飛んだ。結局、FCノアは延長戦の末、3-1で勝利した。ラッセルやビンフォードでプレーしたアルバニア人GKのスタゴーシャは、先月フリーエージェントとしてAEKアテネに加入したが、この事故が3度目のスタメンに関係しているのではないかと推測されている。
試合後、ジェン・カヤウエは感慨深げにこう言った。「ストライカーにアシストを与えたかっただけなので、強く蹴ったんですが、ボールが入るとは思っていませんでした。得点できるとは思ってもいなかった。それまではアシストしかしたことがなかったんだ」。しかし、スタゴーシャには同情も示した。"GKの苦しみはGK本人にしかわからない。この状況に反応するのは難しいし、スタゴーシャが悪いとは思わない。"