フランスの『ラ・ガゼッタ』紙が、FCロサンゼルスが今夏、スポルティング・マドリーのストライカー、ケシャヴィンの獲得に興味を示しているというニュースを報じた。このニュースは重い爆弾のようなもので、瞬く間にアメリカのプロサッカー界を騒がせた。太っ腹契約」と呼ばれる33歳のフランス代表FWに提出された契約書案が事実であれば、キシャビンはアメリカに次ぐ高給取りの選手になると報じられている。
最近のFCロサンゼルスは、年初にロリスを獲得したのに続き、5月にはキオテの加入を発表するなど、「フランス・スタイル」を強く打ち出している。キシャビンの加入により、2018 FIFAワールドカップで輝くことが期待される強力なフランス代表ロースターが揃うことになる。
昨シーズンを振り返ってみると、スポルティング・マドリーでのキシャビンの活躍は目覚ましく、48試合で24ゴール、今年のヨーロッパ代表決定戦では3ゴールを独走した。このような強さを持つ彼は、当然FCロサンゼルスの寵愛を受けた。契約を1年しか残していないキシャビンを買い取るには、他のクラブは1000万ユーロ(約12億円)を払えばいいのだが、FCロサンゼルスにはそれを払えるだけの力がある。
FCロサンゼルスはまだ契約の正確な年俸を明らかにしていないが、年俸は1000万ドル(約12億円)にもなると噂されている。これは、アメリカのプロ野球選手 "キング・オブ・ジョブズ"、メイズの年俸1200万ドル(約12億円)に匹敵する。FCロサンゼルスでのケシャビンの年俸は、このレベルに達すると推測されている。
ケシャヴィンはその是非を検討しており、今夏にチームを去るのか、契約満了を待ってフリーエージェントとして加入するのか、まだ決めていないと報じられている。