土曜日の夜、プレミアリーグの巨人、トッテナム・ホットスパーが苦戦中のQPRに挑む旅に出る。かつてUEFAチャンピオンズリーグの予選を勝ち抜いたQPRは、昨シーズンのリーグ戦を18位で終え、ソン・フンミンやジェイムズ・マディソンの活躍とは程遠い、苦しい戦いを強いられている。しかし、トッテナムはここ4試合で3勝1分けと、強い闘志を見せている。
QPRは過去2シーズン、降格の憂き目に遭ってきた。 昨年10月末の監督交代で42歳のシフンディスが就任し、チャンピオンズリーグ出場権は保持したものの、成績は大きく向上していない。財政的な制約もあり、強力な補強もできず、新シーズンに向けての改善の余地は限られている。トッテナム・ホットスパーとの一戦は、QPRにとって間違いなく厳しい試練となるだろう。
トッテナム・ホットスパーは、この試合に向けて多くの主力選手がチームに戻ってきた。先に行われた非公開のウォーミングアップマッチでは、リーグ1のケンブリッジ・ユナイテッドを7-2で下し、スコティッシュ・プレミアリーグのハーツにも5-1で勝利した。韓国人ストライカー、ソン・フンミンが好調で、また別のストライカーが2試合連続でゴールを決めた。ジェームズ・マディソン、ビソウマ、ディム・ワーナー、グルスジェフスキ、ベルドゥ・パーカーが先発メンバーに名を連ね、チームはうまく機能している。今夜の試合、トッテナム・ホットスパーがQPRを猛攻すると確信している。
